Founder Story — 黒崎勇也

事業に効くエンジニアの会社をつくる。

BANK新卒第1号、セーフィー、Deltan COO。
2025年12月、18年続いた開発会社・ラフノートを承継した黒崎勇也が語る、これからの開発会社のかたち。

PORTRAIT
黒崎 勇也
Yuya Kurosaki / CEO

※ ポートレート差し替え予定

BANK株式会社の新卒第1号社員。セーフィーでマーケティング戦略。Deltan株式会社でCOOとして、業界初の歯科技工受発注プラットフォームを通期黒字化。

2024年3月、株式会社eapを設立。地場産業(LPガス・燃料・自動車流通・製造・建設・医療歯科・物流)を、戦略・マーケ・AI・組織で「仕組み化」する会社を作った。

そして2025年12月——2007年創業、Ruby on Rails 20年超、18年続いてきた開発会社「ラフノート株式会社」を承継する。

戦略を売ってきた人間が、なぜ「開発会社」を選んだのか。
ラフノートで、これから何を作るのか。
黒崎勇也、本人の言葉で語ってもらった。

Q.01

なぜ、18年続いた
開発会社を承継したのか。

eapで経営伴走をやってきて、いつもぶつかる壁がありました。

戦略は描ける。マーケも回せる。AIも組み込める。ただ、最後に必要な「動くシステム」を、別の開発会社にハンドオフした瞬間に、文脈が抜け落ちる。3ヶ月後にまた擦り合わせて、また経営者の時間を奪う。

「戦略を考える会社」と「ものを作る会社」が、なぜ別の会社なのか。ずっと違和感がありました。

そんなときに、早坂さん——いまのラフノートのCTO——と出会いました。Ruby on Rails 20年、ACCESSPORTの創業初期から参画してきた人物。ちょうど、ラフノートが次のフェーズを探しているタイミングでした。

「これは、運命だな」と思いました。2025年12月、ラフノートを承継。その瞬間に、戦略と実装が同じグループでできる体制が生まれたんです。

「戦略を考える会社」と「ものを作る会社」が、
なぜ別の会社なのか。ずっと違和感がありました。

Q.02

なぜ、戦略の会社が、
実装の会社に踏み込んだのか。

eapで「事業を、仕組みで強くする」と言ってきました。でも、本当に仕組みになるのは、コードか、データか、自動化されたフローか——つまり誰かが実装したものだけです。

戦略はパワーポイントで終わる。仕組みは、コードで残る。

戦略を売っているコンサル会社は山ほどあります。でも、戦略を「現場で毎日動くもの」に翻訳できる会社は、驚くほど少ない。eapで案件を回せば回すほど、その不足が見えてきました。

だから、自分で持つことにしました。ラフノートを承継したのは、「仕組み」を本当に残せる会社にするためです。

— What ラフノート Does
18年・保守継続率90%の開発会社
  • AI実装・業務組み込み — Claude / OpenAI / MCP を業務システムに組み込み
  • 業務システム・社内SaaS開発 — Ruby on Rails / Next.js
  • 業務DX・自動化 — Slack / Notion / Google Workspace / SaaS連携
  • 既存システム刷新 — 業務を止めずに置き換える
  • インフラ・基盤構築 — AWS / Cloudflare / GCP
Q.03

「事業に効くエンジニア」とは、
どんな人ですか。

一言で言えば、「コードを書く前に、KPIから逆算できる人」です。

普通の受託開発は、要件通りに作って終わり。SIerは、組織が大きすぎて現場のスピードに追いつけない。SaaSベンダーは、汎用機能はあるけど、その会社固有の業務には合わない。

ラフノートのエンジニアは、その間にいます。経営者の隣に座って、まず事業を聞く。KPIから逆算する。設計し、実装し、運用まで逃げない。AIを使いこなして、一人が担える領域を広げる。

これは、別に新しい価値観じゃないんです。Robert C. Martin——通称ボブおじさん——が20年以上前に書いた『プログラマの誓い』とほぼ同じ。変わったのは、プロトコルだけです。AIで5人分のコードが書ける、SaaSが月数万円で揃う、事業の文脈が経営者から直接届く。

だから僕らがやろうとしているのは、「新しい何か」じゃない。本物のエンジニアリングを、AI時代のプロトコルで再実装するだけです。

変わったのは、プロトコルだけ。
本物のエンジニアリングを、AI時代に再実装する。

Q.04

早坂CTOとの関係を、
教えてください。

早坂さんは、Ruby on Rails 20年以上。有限会社マイニングリサーチで金融系を組み、ネクスティスの副社長として受託開発事業を牽引、ACCESSPORTの創業初期から参画して動画検索・SNS・Webゲームを次々と立ち上げてきた人です。2021年にルトム合同会社を設立。

何より、技術への誇りと、プロダクトに残るものへの責任感が、本物です。最初に会ったとき、「コードを書く前に事業を聞きたい」と言われて、これは間違いないなと。

役割分担は、シンプルです。僕が戦略を、早坂さんが技術を、お互いに侵さない。僕は技術の細部まで指示しません。早坂さんも、戦略や経営判断には踏み込まない。お互いに、自分のフィールドに責任を持つ。だから、噛み合う。

逆に、噛み合うために大事にしているのは「顧客の事業文脈」を必ず2人で共有することです。何のKPIを動かすために実装するのか。それさえ揃っていれば、僕らはハンドオフのロスなく動けます。

Q.05

ラフノートで、
これから何を作りたいですか。

つくる人が、事業を動かす」を、当たり前にしたい。

エンジニアが「言われた通りに作る人」のままでは、これからの事業は加速しません。事業を聞ける、設計できる、運用まで逃げない、そんなエンジニアが集まる会社にしたい。

そして、ラフノートの実績——18年、保守継続率90%——を、「事業に効くエンジニア」という新しいスタンダードの証拠にしたい。日本中の経営者が、「動くものを作ってほしい」と思ったときに、最初にラフノートの名前を出すような会社にする。

2026年は、「増やさず太くする。仕組みにして勝てる相手だけ。」が指針です。むやみに案件数を増やすつもりはない。1社1社の事業を、本当に前に進める案件だけを取る。そのほうが、僕も早坂さんも、エンジニアも、長く面白く働ける。

「つくる人が、事業を動かす」を、
当たり前にしたい。

Q.06

どんな人と、
組みたいですか。

エンジニア側で言えば、「自分のコードに、責任を持てる人」です。

技術スタックは、Ruby on Rails、Next.js、AWS、Cloudflare、Claude API。でも、技術より大事なのは、姿勢です。経営者の話を聞ける人。KPIから逆算できる人。3年後・5年後を見据えて設計できる人。動かないシステムを世に出すことを、本気で恥じる人。

クライアント側で言えば、「動くものに、本気で投資できる経営者」と組みたい。

SaaSで間に合わない領域、属人化したまま放置されてる業務、AIをPoCで止めてしまった案件、技術負債が経営の足を引っ張り始めた既存システム——そういう「現場で本当に動くもの」を一緒に作りたい経営者と、長く付き合いたいです。

規模や業界は問いません。要件が固まっていなくても大丈夫。事業の構想ベースで、まずは話を聞かせてください。

— Profile
黒崎 勇也
Yuya Kurosaki
株式会社eap CEO / ラフノート株式会社 代表取締役

「事業を、技術で強くする」を掲げ、戦略から実装まで一気通貫で経営者に伴走する会社を作る。地場産業を中心に、マーケティング・AI・組織コーチング・採用・業務システムを横断して仕組み化する。INTJ/2026年指針は「増やさず太くする。仕組みにして勝てる相手だけ」。

  • 2017– 株式会社BANK 新卒第1号社員として入社、新規事業PMを担当。
  • 2019– セーフィー株式会社 マーケティング戦略を立案・実行。
  • 2021– Deltan株式会社 COOとして参画。業界初の歯科技工受発注プラットフォームを立ち上げ、通期黒字化に貢献。
  • 2024.03 株式会社eap 設立。地場産業の仕組み化を担う。
  • 2025.12 ラフノート株式会社 代表取締役就任(承継)。2007年創業、Ruby on Rails 20年超の開発会社。
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「つくる人が、
事業を動かす。」

この一行に共感したエンジニアの方、そして「動くものを本気で作ってほしい」経営者の方。どちらも、まずは雑談ベースからで構いません。黒崎または早坂が直接お話しします。